GN125Hと鉄カブ忘備録!

60歳に近くなりそろそろ初老の域に達する暇はあるが銭はないしょうもない親父が激安中華バイク スズキGN125Hの中古を手に入れて終の棲家ならぬ終の相棒にすべくせっせとメンテする日々の日記です!

キャノピー シリンダ類清掃!



前回 ジャイロキャノピー 2サイクルTA02型のエンジンから外したシリンダー シリンダーヘッド ピストン類です
前の所有者が一度 バイク屋でエンジン不動を直してもらって その後700Kmでまたエンジンが掛らなくなり 圧縮を測ったら6kg程度しかなく 最低でも8Kg 通常なら10kg圧必要なため 圧縮抜けと判断して 手放したとなります
★そのため アマゾンで口コミが良かった シリンダー圧縮ゲージ

を購入して メンテンナンス後 これで圧縮を測って その後のメンテ方針を決めます
★10月24日 本日 風もなく気温の高くないので野外で 清掃をしていきます

新品の灯油が洗油で キャブクリーナーで細かい個所など吹き落とします

ヘッド カーボンがかなり付着しています 前回の修理ではたぶんまったくこの部分は
メンテしなかったと思われます カーボンがシリンダー内に落ちれば 当然カーボン噛みやシリンダーの壁面を傷つける恐れがあるので 丁寧に清掃しました

頑張りました 真鍮ブラシだけでは落とせないので アルミの棒で頑固なカーボンをこすり
ブラシを掛けるのを結構 しつこく 作業しました

ピストンはかなり頑固なので真鍮 ワイヤーブラシが活躍です 

なんとかここまでキレイに出来ました
汚れを落としてみると ピストン本体にキズは無かったです
ただし ピストンリングはたぶんキズや変形などあると思われます(圧縮不足の原因)

メンテ前の状態ではシリンダー壁面を指でさわると 抵抗のある油面があり
これを落とすのが必須と考えました

を塗布してしばらく放置

カメラフイルムケースに1000番の耐水ペーパーを両面テープで固定したものを準備

こんな感じで内面を磨いていきます
約30分ほど 頑張りました

付着油面を取ると・・・・・

縦スジキズが数か所 はっきり見える様になりました

爪でさわっても 引っ掛かりのない浅いキズですが これ以上 磨いても良くならないので
諦めます 油面が取れると すべすべした金属表面になりました

ガスケットを再利用するため なるべく 濡らさない様に清掃しました

ピストンリングは(ピンボケ)1000番耐水ペーパーで表面や角などメンテして再利用です

とりあえず2時間ほど掛けて清掃&メンテしました
これで組み付けて 圧縮がどれほどなのか 確認します
全然変わらないなら シリンダー&ピストンセット交換するかの判断をします
8kg程度に回復したら エンジン始動を試みます
それで始動出来たら 他の部分の点検 メンテ 特に オイルポンプ機構を調べたいと思います 焼き付きや圧縮不足の 主な原因が2サイクルの場合 オイルポンプらしく
また 壊れやすい部分とあります
★圧縮変わらず始動出来ない場合は もうあきらめて 個人間売り買いでジャンクバイクで売るかもしれません
シリンダー&ピストンセット 安くても6000円中華製なので口コミでも低評価
15000円セットだと台湾製で ある程度 精密なので 口コミも良い
で 3~5万のセットだと バイク修理屋が使う部品メーカー製 なので バイク屋で
腰上交換すると5~6万円はする修理費用となっているみたいである
★なんども こちらで書いているが 今回のジャンク ジャイロ 腰上分解 組付けの
スキルアップを目指していて 費用を掛けずに直ればラッキー ちょっと乗ってみるか程度の気持ちであり 鉄カブ2台持ちなので いつまでも所有するつもりもないのである
でも6000円の中華セットも気になるな もし6000円で治るなら ラッキーかも
間違ってもそれ以上の費用を掛けるつもりはない
本当は ピストンリングだけ 交換しようとおもっていたのだが 純正品はなぜかリングは3本有るみたいで こちらのリングは2本 なので 純正ピストンではない可能性が高く
3500円もする純正リングを買ってもはまらない可能性が高い
リングだけでもリスクが高いので もし交換ならシリンダーとピストンとピストンリングとガスケットがセット品を買わないと 無理だなと 思えた
でもな~ 中華製 色々と問題ありそうな口コミがあって 買ってゴミでは 
決心がつかない もやもやな心情であります