GN125Hと鉄カブ忘備録!

60歳に近くなりそろそろ初老の域に達する暇はあるが銭はないしょうもない親父が激安中華バイク スズキGN125Hの中古を手に入れて終の棲家ならぬ終の相棒にすべくせっせとメンテする日々の日記です!

青鉄カブ 後輪チューブ交換

10月16日 朝から涼しい と言うより 曇り空!
軽トラの荷台に青鉄カブを乗せて いよいよ 後輪チューブ交換作業を行う


ホームセンターコーナン このお店には 他の大型ホームセンターには常時販売していない
IRCのカブ用タイヤとチューブが売られている
コーナン刈谷店近くを仕事で通った際に 購入した

信頼のIRC 予備として 2個購入

両立スタンドの下に 厚み3Cm程度の 木材を噛ませた
これはユーチューブで タイヤ交換などでは バイクリフトかブロックやこの手の木材をかました作業内容が多く あまり 意味について解説がなく なぜ?と 思っていたのだが
わかり易く解説していた動画があり 理由が判明した

まず なにも嚙ませないと 17インチタイヤと後部カウルの隙間がすくなく
ホイル事 外す時に 荷台を持ち上げて ホイルを傾けてはずさないとならないため
両立スタンドの下に厚みのある物を置き スイングアームがすこし下がることにより

無理なく 外すためだとわかった なので事前準備した

スペーサー確認 

割りピン確認

ゆるみ止めナット確認

工具準備!

これも動画で寄り簡単にホイルを外すのに役立つ情報で マフラー車体取り付けナットを緩めて 少し外側にマフラーが動く様にしておく

割りピンを抜く・・・当方は再利用するため丁寧はずした

固定ナットを緩めて外す

シャフトナットも緩めて外す

両方をスパナで回す

チェーンアジャスターのネジを緩めるが 完全に外すことはしない

なぜなら こんな具合でシャフトが抜けるからだ!

部品はなくさない様に トレーに集めておく

シャフトベアリングは問題なさそうだ!

事前い各部準備したので 問題なく ホイルごと外せた

ハブダンパー かなり傷んでいるが お金は掛けなく無いのでこのまま利用する

ホイル側のベアリングも問題なさそうだが シューが当たる個所はかなり深いキズが
あり 寿命が尽きた状態であった

なのでブレーキシューも段付き変摩耗しており 左右の厚み残も違う
正直 これではアカン状態ではあるが 予備と部品取りでしか興味がない青鉄カブ
なので このまま簡単な清掃はするがこのまま使用する
ブレーキシューは両側を内側に曲げると半分に分かれる 清掃のために一度はずした

木枠を自作しておいた

後輪ホイル外し完了 
カブはよくできた システムで チェーンを外さなくてもホイルが外せる設計だ!
これは大変 便利で 自転車だとチェーンをはすさないホイルが抜けない構造なので
カブは このあたりメンテンナンスがしやすい設計だと 感心した

木枠をこのように使う

バイク用のタイヤレバー2本を使いタイヤを外していく

地面に置いて 手前を両ひざで抑えると リム外しの作業がしやすい

指でタイヤを押し込んでレバーを浅く差し込む

タイヤレバー作業は省略する
想定した通り バルブの根元がちぎれていた!
これじゃ~ 高圧コンプレッサーのエアーでも 入れるそばから空気が抜けて膨らまない現状が判った

地面での作業風景 今日は風がないので 作業がしやすい 風があると砂ホコリなどタイヤ内やホイルに付着して あとから問題(空気漏れ)が発生する可能性が高くなる

外したタイヤを念入りに目視で 異物がないか見るが やはり 不具合は無い

タイヤの内部を指2本でなぞりながら 2週 回して 異物が刺さっていないか確認したが
異物はなさそうだ!


チューブはサイズ表記はあるが メーカー不明 たぶん 中華製?
劣化はしていない と言うか かなり新しい 感じ 前の方がタイヤとチューブは交換したと言っていたのが思い出され その通りだと 確認出来た
でも バルブがむしれる現状でパンクとなったので
★事前い推測した通り 気温の急激な変化で チューブ式タイヤでは有りがちな
寒くなると空気圧が減る! の現象
試しに前輪の空気あつをケージで見ると1Kg圧しかなかった なので後輪も相当
空気が減っていたのであろうと推測できる
空気圧が減った状態で体重90Kgのおじじが乗車して走行したので タイヤ内のチューブが
変形して進行方向への過剰な不可で エアーバルブの根元に負荷が掛かり むしれて急激なパンクになったと思われる
自転車でも同じ症状でパンクした場合 バルブを中心に内部でチューブが偏って 再利用が出来ない状態になるので 同じ構造である チューブ式のカブ 
マメに空気圧は確認しなければ いけないと確信した

チューブは一度 軽く空気をいれて 折りたたんでいた状態からなじませる
この作業はしなくてもいいが やった方が タイヤ内に押し込む時に へんなゆがみも起きず お勧めである

信頼のIRC製 タイヤも他のメーカーより柔らかい感じだとの事 柔らかいと はめ込みなど 容易になるため お勧めである 今回台湾メーカーの基準より少し太めのタイヤがついていて けっこう 全体的に固めの状態なので 自転車用のタイヤレバーがつかえなかった
IRCのタイヤなら 柔らかい状態なので17-1.25の太さなら使っている動画はあるので
ケースバイケースでバイクに積んでおく タイヤレバーをセレクトしておこうと思う

この青いライン これは さすがIRC製だと感心した 便利な個所
この青いラインが丁度 タイヤヘリに当たるのできちんとタイヤ奥にはめ込む際の
目印になるのだ (ちょっとした心使いに感心した)

チューブの差し込み方法やタイヤの交換方法など 決定打はなく 2~3種類の方法がある
自転車だとホイルにタイヤを片側はめ込んでチューブを押し込んで 最後に全部をはめ込む
が通常だと思うが カブ乗りでパンク修理やタイヤ交換 チューブ交換で ちょくちょく
出くわす トラブル! チューブをタイヤレバーでキズを付けて 再度 パンクした!
がある これを 避けるために 今回は チューブを入れて 一度 高めに空気をいれて
タイヤとチューブを全体的になじませる

ホイルの中ではこの様な状態でチューブが膨らんでいるのが事前にイメージ出来る

ビートワックス タイヤのリム面とホイルのリム面に塗布する
塗布しないと ゴムなので 摩擦が大きくなりかなり 難儀する場合がある
無い 場合は食器洗剤をスポンジにて泡立てて 塗布するとスムーズになるが すぐに乾燥するので てきぱきと作業をしないとならない場合がある
これとは別に シリコンスプレーでも役にたつ たっぷり噴霧させると ゴム面がかなりすべすべになり 作業性が向上するが 今回は ビートワックスを使用した

チューブ軽く膨らませたまま手でホイルに押し込んでいき 最後は タイヤレバーで押し込む チューブが見えるので レバーでチューブを傷つける心配は少ない

奥が嵌まったら今度は 手前の部分 基本 手である程度 押し込んで タイヤレバーで
少しずつ はめ込んでいく 最後に バルブ先端を

穴に合わせて差し込む あらかじめ穴の近くにバルブを置くが 多少はタイヤ内で動かせるので 最終的にはバルブがまっすぐになる様に微調整しながわ はめ込む

そのあと 反対側はなるべくなら樹脂ヘラで押し込んでいき
タイヤレバーで押し込んで完了!

嵌め終わったら 隙間を目視してチューブが噛んでいないかと確認

空気を入れる前にタイヤを上下にトントンして数回 回して タイヤとチューブがなじむようにおまじないを行う
あとは1k程度に空気を入れて 外した逆の手順ではめていく

この時に 各部のネジやナットの増し締めチェックをして ラダーを使い 道路に降ろして
規定の圧力まで空気を入れて完成
★おおむね2時間程度の作業 慣れれば30分くらいか?
でも 工具や場所が確保された自宅だから この程度で済んだが これが 出先の
公道上の場合 工具が無かったり思わぬトラブルで 難易度が高くなる場合が想定される
パッチを当てる パンク修理ならそれほど難易度は無いので 今回みたいな 激烈パンクにならない様に 空気圧だけは常に管理しようと 反省したのであった
この後 ご近所をご機嫌で青鉄カブで散歩したのは言うまでもない!